電脳文芸同人誌 鐘楼

我、鐘を鳴らす者也。此の音、鐘を聴いた者の音也。

2020-04-20から1日間の記事一覧

第六鐘 実らん秋の、ただ待たりけり

前文『ロボットから愛を込めて』 人生いずれ、ただ待つしかないときがある。ほかに何もやることがなく、最善はジッと堪えること。せっかちな国民性があだとなった、かの『コロナ・ショック』では、人間の退化もあらわになった。かといって私はみなを啓もうす…